「徒然海月日記」から海の話が含まれている日記のみ抜粋したバックナンバーです

2011年 5月15日(日) 曇り夕方からパラパラ

東の風 少し波あり 水温22度

 冴えない天気が続く。
 梅雨だからといわれればそれまでながら、沖縄の梅雨には夏のような中休みが欠かせないのに。

 冴えないとはいえ雨は降っていないし海もおだやかだったので、潜ってきた。

 ここのところずーっと強い流れとご無沙汰していたけど、ようやくこの大潮でキチンとストロングに流れてくれるようだ。

 ますます暖かい水が混ざりこんできてくれることだろう。

 5月も半ばというのにまだ22度という低水温にもかかわらず、今年になってずっと注目しているタキベラのチビターレは健在だった。

 まだ2センチちょいほどながら、最初の頃に比べれば随分しっかりしてきて、行動範囲もそれなりに広がってきたから、見つけるまでに時間を要してしまった。

 それにしても、よくもまぁこんな小さなチビが、他の魚がたくさん群れ泳いでいる砂地の根で、何事もなく無事に暮らしていられるものだ。
 弱肉強食という言葉に代表されるとおり、自然界は生き物にとって厳しい世界と言われることが多いけれど、こうして小さな魚1匹に注目してみると、キチンと生き抜いていけるものにとってはたいそう過ごしやすそうな世界にも見える。

 狼は生きろ、豚は死ね。じゃないけど、ようするにちゃんとしているヤツは生き抜き、ダメダメなヤツは死ぬってだけの話なのかもしれない。

 本来死すべきダメダメなものを手間とヒマと金をかけて生かそうとするから、世の中はどんどん歪になっていくのだろう。
 自然の摂理に習って、東電にも潔くきれいさっぱり死んでいただこう。