「徒然海月日記」から海の話が含まれている日記のみ抜粋したバックナンバーです

2011年 9月28日(水) 晴れ

南東の風 おだやか 水温26〜27度

 昨日のアシビロサンゴヤドリガニのせいでついつい「目を皿ダイビング」をしていたら、コノハガニがいた海の藻屑がくっついているロープの残骸の下に、こんな子がいた。

 コチのチビ、略してコチビ。
 砂粒と比較すればそのサイズをおわかりいただけよう。
 小さすぎて、何ゴチなのかさっぱりわからない。

 でもさすがコチの仲間、こんなに小さくても、お目目にはちゃんと…

 ……ヒダヒダがついてる!
 同じ場所に3匹ほどいた。ひょっとしてこれは幼魚サイズじゃなくて、れっきとした大人だったりする??

 この系統を追い求める変態社会は存在するのだろうか??

 変態社会といえば、掲示板にて世界のM下さんが僕の疑問に即答してくださった。
 ありがとうございます!

 アシビロサンゴヤドリガニは、変態社会でも今まさに旬の話題だそうだ。
 旬の話題=新たにチラホラ発見され始めた生き物、という図式が成り立つ変態社会では、逆にさんざん話題になって多くの人々が知るところとなった生き物については、途端に出がらしの紅茶なみの扱いになるらしい。
 だから、我々がやっと見つけたユキンコボウシガニも、変態社会ではとうの昔に旬が過ぎている。

 あれほどもてはやされたのに、彼女たちの時代はもう終わっているのだ。

 海のモーニング娘・ユキンコボウシガニ。