シマスズメダイ同様このイソスズメダイも、水納島での通常のボートダイビングだったらまず目にすることはない。

　彼らもまた、とっても浅いところで暮らしているからだ。

　シマスズメダイ以上に波が当たって砕けるような場所を好むので、たとえビーチで海水浴をしていても出会う機会はない（突堤の石垣まで行けば会えるかも）。

　確実に見たければ、これまた防波堤の周辺へ。

　上の写真は、スノーケルをつけていたら先っちょが水面から出てしまうほどの水面下ギリギリくらいの場所だ。

　ちなみに後方に写っているのはシマスズメダイ。
　両者はほとんど同じ場所にいると思って間違いない。

　それにしても、いくら波あたりの強いところを好むといったって、台風の際の彼らはいったいどうしているんだろうか。

　大時化のときにかぎり、特別に海底深くまで避難しているとか？？

　さすがに台風の時に様子を観に行くことができないから、ナゾはナゾのままで終わってしまいそうだ。