コミドリリュウグウウミウシ  フジタウミウシ科

写真の個体の大きさ 1センチ

 リュウグウウミウシといえばでっかいもんだとばかり思っていたら、なかにはこういうミニサイズの子もいた。

 小さいけれど砂地を這っていることが多く、しかも初夏くらいには1本のダイビングで数匹見つけられるくらいに元気よく這い回っているので、水納島ではわりとお馴染みのウミウシだ。

 で、砂地を這い回っていったい何をしているのかというと、どうやらこういうことが目当てらしい。

  彼らにとってみれば、砂地の海底なんてサハラ砂漠よりも遥かに広大に違いない。でもこうして、ちゃ〜んとパートナーと出会うことができるのだ。