ルージュミノウミウシ  サキシマミノウミウシ科

写真の個体の大きさ 8ミリ

 やはりウミウシであるからには、そのサイズに関わらず、地味でどこにいるかわからないモノよりも、毒々しいまでに派手な子の方が、出会えたときのヨロコビは大きい。

 このルージュウミウシなんて、筆者がたとえ腹をすかせて今にも倒れそうな魚だったとしても、やはり絶対に口にはしたくない色合いだ。
 すなわち、美しい。
 出会えたヨロコビは大きい。
 でもサイズは小さい……(涙)。

 サイズはともかく、和名に「ルージュ」はないよなぁ…。
 毒々しいまでの妖艶さが、なんだかものすごく軽く見えてしまうじゃないか。