センニンウミウシ  センヒメウミウシ科

写真の個体の大きさ 4ミリ

 よく観ると、奇怪な形の全身に青く光る点々模様が散りばめられている。
 が、その「よく観る」ということが、もはや老境にさしかかった目にはつらいサイズなのがクヤシイ。

 見つけたのは4月のこと。
 それほど珍しい種類ではなさそうながら、このとき一緒に潜っていた世界のM下さんも初だという話だったので、いつでもどこでもってわけでもないのだろう。

 図鑑によると冬から春にかけて見られるそうなので、水温が低い間のお楽しみ、というところか。

 ま、こんなヘンテコリンなヤツを見て、「お楽しみ」になるかどうかは個人差があると思われる……。