スカシコヤナギウミウシ  コヤナギウミウシ科

写真の個体の大きさ 15ミリ

 コヤナギウミウシでさえ、ゴミのようで発見すらおぼつかないと思っているのに、このウミウシときたら、名前のとおりスケルトン。
 気づけないっつうの。

 周りの岩肌からホジャララと生えている海藻類とそっくりなので、よほどウミウシを求めて目を皿のようにしていないかぎり素通りしてしまうことだろう。

 この写真の子は、普段は節穴よりも性能が悪いうちの奥さんの目が、奇跡的に捉えた1匹。おそらく二度目はないと思われる。