シャクトリミドリガイ  ゴクラクミドリガイ科

写真の個体の大きさ 9ミリ

 こんな色をしていながら「ミドリ」ガイと名がつくところが、生物の名前の不思議さ。

 まことにもって地味な色のこのミドリガイ君の面白さは、やはり静止画像ではわからない。
 動き方に特徴があるのだ。
 頭部を前後に伸縮させつつ這い進む姿は、なるほどたしかにシャクトリムシのイメージ。あえて擬音をつけるなら、「ヒョコ、ヒョコ、ヒョコ………」ってところだろうか。