チギレフシエラガイ  カメノコフシエラガイ科

写真の個体の大きさ 3センチ

 海中で観ると、内側から淡く発光しているようにも見え、黄金色にさえ見えることもある。

 ただしその体色にはバリエーションがあって、これはどう見ても別種でしょうといいたくなるくらいに色の異なる種類が同じ種類だったりする。

 シーズン中にわりとよく目にする……と思っていたものの、ここ数年は出会う機会が減っている気がする。

 ちなみにこの不思議な名前は、危機を察した彼らが体の一部を自切して難を逃れようとする様子に由来する。