全長 3cm(オトナになると15cmくらい)
さほど雨が降らなかった今年(2025年)の梅雨時のこと。
桟橋付け根付近に潜って何かアヤシイ物はいはせぬかとサーチしていたオタマサは、岸壁に集まっていたキンセンイシモチ・チビターレたちに、見慣れぬ魚が混じっていることに気がついた(矢印の先)。
数匹いたというその魚は3cmほどで、見知らぬ魚ではあるものの、なんとなく見覚えのあるフォルムのような気がする…
…と思いながら撮っているうちに、その形が何に似ているのか思い出したオタマサ。
チリメンジャコだ!
釜茹でしらす、しらす、ちりめんじゃこと、加工の仕方で名称は違えど、素材は同じシラスたち。
でもシラスという魚種名ではなく、カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシの稚魚の総称で、たまにマイワシやウルメイワシも混じってはいても、漁獲されて加工されているのはそのほとんどがカタクチイワシなのだとか。
ではこのシラスにそっくりな魚は、それらのうちの誰かなのだろうか。
オタマサが撮った画像を見せてもらった当初は、ウルメイワシの稚魚ではなかろうか…と見当をつけてみたんだけど、もう少し粘って調べてみたところ、↓こういう画像に巡り会った。
これは、美味しいしらすを世に送り続けてくれている株式会社マルカイという静岡にある会社のウェブサイトに掲載されていたもので、元は「日本産稚魚図鑑」(沖山宗雄編)に載っている図のようだ。
オタマサが撮った画像とこれを見比べてみたかぎりでは、どうやらマイワシの稚魚っぽい。
沖縄でマイワシ?
ということに不思議を感じはしたものの、カゴカキダイやイタチウオもいるくらいなのだからマイワシだっているのだろう。
とはいえ同定にはまったく自信が無いので、ここでは暫定的に「?」マークをつけておくとともに、「光物たち」ではなく「その他の魚たち」のカテゴリーに属してもらうことにする。
ちなみに数匹いたチリメンジャコたちは、2週間後にはすっかりGone。
たまたまオタマサの目にとまったチリメンジャコ、おそらくそのレア度からいっても、タイミングも場所も超ピンポイントの奇跡的遭遇だったのだろう。