
5・赤鬼どん青鬼どん
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 各地で開催される市民マラソンではどこでも同じだと思うけど、記録を求めて一生懸命マジメに走る選手がいる一方で、着ぐるみを身につけたイロモノ系の人たちもいる。  今回もスタート地点には、様々な着ぐるみイロモノ系が集まっていた。  スタートしてからしばらくすると、そのマブヤーが我々の前に現れた。 「マブヤーと一緒に撮って!!」 
 ワタシャこれを撮るためにどんだけ無理なポーズと運動をしていると思っておるのだ、まったく。 沿道の子供たちから声援を受けまくっていたこのマブヤーもまた、フルマラソンコースである。タダでさえ暑苦しく息苦しそうなそのコスチューム、この晴天の下で、はたして……?  このときのマブヤーは颯爽と前方へ走り去っていったのだが、うちの奥さんによると、中盤に差し掛かった頃には、案の定すっかりへばっていたという。  ……結果。  ちなみに、なんで我々がマブヤーのタイムまでわかったのかというと、上の写真のゼッケンから出場者名簿で名前を割り出し、翌朝の新聞にて完走者をチェックしたからである。 着ぐるみ系といえば、ほかにこんな方もいた。 
  地デジ化とチデ鹿の語呂合わせの、鹿の着ぐるみ。 その後、彼がどうなったかはわからない……。  そんな着ぐるみ君などを楽しみつつ、テクテク走っていると、やがてフルとハーフのコース分岐点が近づいてきた。 
  Yさんご夫妻とスダちゃんだ!! あ、節分が近いからか……失礼しました。 にしても、パーランクーと鬼のお面って、なんだか雷様って気がしなくもない。走り抜けるランナーすべてにかけてくれる威勢のいい掛け声ともども、なんだか選手たちよりはるかに目立ってるんですけど(笑)。 ドンドコ応援団に励まされたこの地点で、ついにうちの奥さんと隊長たちと別れることになる。  隊長、健闘をお祈りいたします!!  |