はじめに
お待たせいたしました。
2004年クロワッサン旅日記です。
今回の旅行先は、昨年の今ごろには想像だにしていなかったアラスカ。
ラストフロンティア、野生の王国、エスキモーの国、そして星野道夫……
その他いろいろ、たま〜に耳にすることはあったにしても、
まったくといっていいほど自分の生活からはかけ離れた遠い遠い世界でした。
それが、オーロラというただそれだけの目的のおかげで、
途端に可視範囲の世界へと変身。
当然ながら、ダイビングとはまったく関係ありません。
そして、
アラスカへの旅とはいいながらも、
広大なる悠久の大地アラスカを多角的に捉えたり、
その憂うべき行く末に思いを馳せたり、
知られざる文化の息吹を考察したり…
そんなアカデミックな内容に満ちているはずもありません。
ただただ、
身の回り半径5mほどの出来事を徒然なるままに綴っただけで、
老朽化した我々夫婦の脳みそに代わり、記憶として残すためだけに存在するものでしかありません。
文学的娯楽作品として、もしくは旅行情報としてご利用なさろうという方々は、
ただちにこの場を去りましょう。
例によってダイバーにはなんの利益ももたらさない内容ではありますが、
下の「旅日記」をクリックすると、本編・1の旅日記が始まります。
いつものように旅行前の状況から詳しくお知りになりたい、という奇特な方は、
多少本編と重複する部分もありますが、
下記プロローグ各項目からご覧ください。
旅 日 記 |
2004年1月20日〜1月29日