水納島に越してきてもうすぐ30年になる我々が、これまでに島で出会ってきたたくさんの鳥さんたち。

　このコーナーでは、そんな鳥さんたちを一堂に集めてみました。

　毎日出会えるものや季節ごとに毎年出会えるものたちがたくさんいる一方で、これまでにたった1度しか出会ったことがないものもけっこういます。

　千載一遇のチャンスを余さず画像記録に残せればいいのですが、残念ながら目にしただけで終わっているものも。

　そんな一期一会の儚い出会いで終わった鳥さんたちと再会したいのはやまやまながら、たとえ今はフツーに出会える鳥さんであっても、5年先、10年先にはどうなっているかわからない今のオキナワの自然環境を思えば、ここで紹介している鳥さんたちが、「かつて島で観られた鳥たち」にならないことを願うばかりです。

• 1/11　シロハラクイナを追加しました
• 1/9　ウミアイサを追加しました
• 1/7　アカショウビンを追加しました
• 1/6　キジバトを追加しました
• 1/4　ミユビシギを追加しました
• 1/3　ハシブトガラスを追加しました
• 12/31　シロチドリを追加しました

　いわゆる「冬鳥」と総称される渡り鳥たちは、その多くが秋ごろ島にやってきて、春には島を去っていきます。

　また、冬の間ずっと島で過ごすわけではなく、秋と春の渡りの季節に一時的に姿を見せる鳥さんたちもいます。

　いわゆる「留鳥」で、春夏秋冬季節を問わず、いつでも島内で観る（聴く）ことができる鳥さんたちです。

　いわゆる「夏鳥」で、特にアジサシ類は、ゴールデンウィーク前後に飛来してきたあと、そのまま秋まで島で暮らしながら繁殖もしています。

　アカショウビンはほぼ梅雨時限定、カツオドリは本島近海では相当「珍」です。

　沖縄本島では「留鳥」でも、水納島に常駐しているわけではない鳥さんたちもいて、何かの拍子に気が向くと島にやってきて、居心地がいいと長期滞在、居心地が悪いとすぐにいなくなるようです。